新診断において、補強設計時にN値計算を実施する機会が増えています。N値計算に慣れた組合員様あるいは専用の計算ツールをご利用頂いている方であれば容易に計算を行えますが、N値計算に慣れていない方については、引き抜け力を考慮せずに補強設計を行っていることも多いようです。
そこで、N値計算を簡単に実施できるツールを事務局で作成しました。本ページにて配布いたしますので、ぜひご活用ください。
N値計算ツールのダウンロード方法
1.下より「N値計算ツール」をダウンロードしてください。
(zip形式で圧縮しておりますので、解凍の上ご使用ください)
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2.ダウンロードされたファイルにN値計算ツールのExcelファイルが含まれていますので、Excelで起動してください。
(Microsoft Excelをお持ちでない方はご利用できません。ご注意ください)
3.下記「使い方」をご覧いただき、ツールをご活用ください。
N値計算ツールの使い方
1.設計したい壁の壁倍率を(1)に入力します。
2.筋交いなど補正値が必要な場合は(2)に入力します。
3.(3)以下に計算結果が反映されます。
4.計算の結果、検討すべき接合部のパターンが(4)に表示されますのでご確認ください。
((5)の四角内にある太い線が検討している柱で、色の付いた壁が(1)で入力した壁になります)
なお、シートは「HD金物の強度を5kN単位で表記するタイプ」と「引き抜け力を数値で表記するタイプ」の2種類を用意しました。
必要に応じてお使いください。(2種類ともシートの使い方は同様です)