|
|
| 外構 |
(がいこう) |
建築物に対して,その周辺の空間や造成したものをいう.敷地内の庭園,サービスヤード,敷地外の街路などとそれらの中に造成したもので,都市景観上重要. |
| 開口(部) |
(かいこうぶ)
|
建築物の屋根,壁,床(ゆか),天井の一部が開放された部分.採光,通風,換気,人や物の出入りなどの目的で設けた窓や出入口など. |
| 開口補強 |
(かいこうほきょう) |
梁,壁などの開口の回りの補強. |
| 改修 |
(かいしゅう)
|
初期性能や初期の機能を向上させる内容をもつ全面的な修繕. |
| 改修工事 |
(かいしゅうこうじ) |
建築物に何らかの減耗,劣化あるいは現状に対する不満があるため,まとまった規模で実施する修繕,模様替工事. |
| 外周壁 |
(がいしゅうへき) |
建物の外周を構成する壁構造全体をいう.外壁が外周壁をさす場合とその外面(外面壁)をさす場合があるため,区別するために用いる. |
| 階数 |
(かいすう) |
建築物の階の数.建築基準法では,地階と地上階の数の合計のうち最大のものと定義している.屋上の昇降機塔などと地階の機械室などで建築面積の1/8以下のものは除く. |
| 改装 |
(かいそう)
|
既存の建築物の外装,内装などの仕上げ部分を改変すること. |
| 外装 |
(がいそう) |
建物の外壁,窓や屋根などの外部の*仕上げのこと.⇔内装. |
| 階高 |
(かいだか) |
ある階の水平基準面からその直上階の水平基準面までの高さ. |
| 階段 |
(かいだん) |
上下階などへの昇降のために設けられた,異なる高さの床面をつなぐ段状の構造物. |
| 改築 |
(かいちく) |
建築物の一部または全部が除去されるか消滅した後に従前と同様に建て直すこと(建築基準法). |
| 回転戸 |
(かいてんど)
|
戸の中央部を軸として回転させて開閉する戸.一般には,4枚の戸を十字形に組み合わせたものを,中心をたて軸として回転させる戸をいう. |
| 回転窓 |
(かいてんまど) |
中央を回転軸として回転させて開閉する窓.回転方向にはたて軸回転と横軸回転とがある. |
| 界壁 |
(かいへき) |
所有者や利用者の異なる部分の境界に立つ壁.連続住宅,共同住宅などの各住戸間を仕切る壁は戸境壁ともいう. |
| 外壁 |
(がいへき) |
[1] 建物の外周を構成する壁の構造全体,すなわち外周壁のこと.[2]建物の外側の外壁面.⇔内壁. |
| 外力 |
(がいりょく) |
構造物に外部から作用する力の総称.支点における反力も外力に含めることがある.⇔内力. |
| 鏡板 |
(かがみいた) |
[1] panel board 壁,天井,戸などにおいて,額縁1やかまちのなかにはめ込んだ表面が平滑な一枚板.はぎ目があっても目立たないものは一枚板として扱う. |
| 掛り代 |
(かかりしろ) |
水平部材の周囲または両端で支持部材に載っている部分の寸法. |
| 角材 |
(かくざい) |
断面が正方形もしくは長方形をした柱状のひき角類の総称.JASでは,厚さおよび幅が7.5cm以上の角材をさす. |
| 隠し釘 |
(かくしくぎ) |
見え掛りとなる材を取り付ける際,外部からみえないように打つ釘.忍び釘ともいう. |
| 確認申請 |
(かくにんしんせい) |
建築などの計画内容が法令の規定に適合することについて建築主事の確認を得るために,着工前に行なう申請. |
| 額縁 |
(がくぶち) |
窓や出入口の枠と壁の境目を隠すために取り付ける材. |
| 隔壁 |
(かくへき) |
空間を隔てる壁.間仕切壁とほぼ同じ. |
| 掛板 |
(かけいた) |
押入内の棚板. |
| 架払い |
(かけばらい) |
足場などの仮設を設置し,工事終了後に取りはずして片付けること. |
| 笠木 |
(かさぎ) |
パラペット,手すりなどの上部に保護,雨仕舞のために設置する板状の部材 |
| 瑕疵 |
(かし) |
商品や建設工事における製作者側の責任によって生じた欠陥もしくは契約との差異. |
| 可使時間 |
(かしじかん) |
多成分反応硬化型(複数の成分材料が混じると硬化するもの)の材料において成分を練り混ぜてから,作業可能な粘度を維持できる範囲の時間.(=ポットライフ) |
| 家事室 |
(かじしつ)
|
住宅において家事を行なうための室.台所に接して設けられる場合が多い. |
| 瑕疵担保責任 |
(かしたんぽせきにん)
|
請負契約や売買契約における瑕疵に対して買主側から要求があった場合に売主が負う担保責任. |
| 瑕疵保証 |
(かしほしょう) |
建設工事の契約において瑕疵によって生じた損害に対する請負側の保証. |
| 荷重 |
(かじゅう) |
構造物に作用する力,あるいはその大きさをいう.構造実験においては試験体に作用する力をいう. |
| 鎹 |
(かすがい) |
両端を直角に曲げて先端をとがらせた,丸鉄,角鉄,平鉄による木造部材の接合に用いる金物. |
| ガス管 |
(ガスかん) |
配管用炭素鋼管の通称.亜鉛めっきを施した白ガス管と,施さない黒ガス管がある.比較的腐食性の低い流体の低圧輸送に用いられる. |
| ガスケット |
(ガスケット) |
水密性,気密性の確保または板ガラスの支持を目的として,ガラス回りに使用するゴムまたはプラスチック系の定形材料. |
| 風荷重 |
(かぜかじゅう)
|
風の中に存在する,構造物に作用する力をいう.耐風設計においては,風圧力とその作用による応答も含めて荷重として評価する. |
| 仮設工事 |
(かせつこうじ)
|
建物本体を完成させるための一時的な施設,設備の諸工事.工事終了後は取り払われ,後に残らない.測量,下小屋,足場などの工事がこれに含まれる. |
| 家相 |
(かそう) |
住宅の方位などが住生活の吉凶に関係するという考え方.古代中国の陰陽術の方角に関する禁忌などに由来する.鬼門の概念が最も一般的. |
| 加速度 |
(かそくど)
|
速度の時間変化を表わす量.これに質量を乗じて符号を逆転した量が慣性力となる.変位を時間で2回微分して得られる. |
| 型板ガラス |
(かたいたガラス) |
片面に浮彫りの模様が入った板ガラス.溶融したガラス素地を2本の水冷した型ロールの間を通過させ,型ロールに彫刻した模様を刻んで成型する. |
| 片流れ屋根 |
(かたながれやね) |
建物の一方向にのみ傾斜した屋根. |
| 片引き |
(かたびき) |
1枚の戸を1本の溝やレールに沿って引き動かす建具の開閉方式. |
| 片引戸 |
(かたびきど)
|
開閉方式が片引きである戸. |
| 片引窓 |
(かたびきまど) |
開閉方式が片引きである障子によって構成される窓. |
| 片開き |
(かたびらき)
|
開口部が1枚の戸で構成される場合の,戸の一端を鉛直回転軸とし,内側または外側のいずれか一方に開閉するような建具の開閉方式. |
| 片開き窓 |
(かたびらきまど)
|
開閉方式が片開きである障子によって構成される窓. |
| 片持梁 |
(かたもちばり)
|
一端が固定支持され,もう一方の端が自由な梁. |
| 型枠 |
(かたわく) |
打ち込まれたコンクリートを所定の形状,寸法に保ち,コンクリートが適当な強度に達するまで支持する仮設構造物の総称. |
| 活性炭 |
(かっせいたん) |
木材,やし殻などの炭素質の物質を高温で炭化し多数の微細孔をつくって大きな吸着力をもたせるようにした炭.水中の溶解性有機物,色素,臭気などの除去や,空気中の有毒ガス,臭気の除去に用いる. |
| 活断層 |
(かつだんそう) |
第四紀の後期に反復して活動した*地殻変動によって形成され,かつ近い将来に活動する可能性のある断層. |
| 勝手 |
(かって) |
[1] kitchen 炊事をする空間.現在ではほとんど*台所の同義語として使われている. [2]建築物や場所のあり様.右勝手,*逆勝手などのかたちで用いる. |
| 勝手口 |
(かってぐち) |
service entrance 住宅における台所の出入口.戸外と台所をつなぐ家事用の出入口. |
| 合併処理 |
(がっぺいしょり)
|
し尿浄化槽において,し尿汚水と厨房,浴室,洗濯などの生活雑排水とを合わせて処理する方法.⇔単独処理. |
| カーテンボックス |
(カ-テンボックス) |
カーテンレールやカーテン上部のたるみを隠すため,開口(部)の上方に設ける細長い箱状のもの. |
| カーテンレール |
(カ-テンレ-ル) |
カーテンを吊り,開閉のために横に走らせるためのレール. |
| 可動間仕切 |
(かどうまじきり)
|
必要に応じて,容易に取り付け,取り外し,他の場所への再取り付けなどが可能な間仕切.移動の頻度によって様々な種類がある. |
| 角地 |
(かどち) |
交差する二つの道路の角を占有する敷地.建築規制上建蔽率の緩和が認められている. |
| 矩折れ金物 |
(かなおれかなもの) |
帯状の鋼板をL字形に加工した金物.木造の軸材相互の接合部に用いる.通常複数の穴があけてあり,釘により接合する.かね折り金物ともいう. |
| 金槌 |
(かなづち) |
柄の先に鉄頭をつけたつち.鉄頭の一端が平坦で,他端がとがっており,釘打ちなどに使う.とがりづち,とんかちともいう. |
| 矩計 |
(かなばかり)
|
建物の特徴を典型的に示す外壁部分を示す断面図.各部分の標準的な高さ関係,材料,詳細,架構方式などが示される.通常,一般の断面図よりも大きい縮尺で書かれる. |
| 曲,矩 |
(かね) |
[1] right angle 直角.(=かねの手).[2]直角を求めるための大工道具の一つ. |
| かね【曲】尺 |
(かねじゃく) |
L字形をした金属製の物指兼*墨付け用の道具.*表尺,*裏尺,丸目などの目盛が刻まれていて,各種の長さ測定と寸法どりが容易に行なえる. |
| 可燃性 |
(かねんせい) |
材料のもつ,燃焼しやすい性質.所定の試験方法による燃焼の状態によって,易燃性,緩燃性,難燃性などに分類される.⇔不燃性. |
| 蕪束 |
(かぶらづか) |
寄棟の小屋組において*棟と隅棟とが交わる部分を支持する束(つか).隅真束ともいう. |
| 被り |
(かぶり) |
[1] blushing 塗装工事において,湿気などの影響により塗布された塗膜が白くなってくる現象.[材] [2]
cover concrete 鉄筋コンクリートまたは鉄骨鉄筋コンクリート構造のコンクリートの表面から鉄材までのコンクリート.耐火,鉄筋の防蝕・防錆のために必要. |
| 被り厚さ |
(かぶりあつさ) |
被りの寸法.構造体の種別,コンクリートの種別により最小厚さが定められている.通常3〜5
cm. |
| 壁 |
(かべ) |
空間を分離する垂直の構造物.通常,連続面を呈する.建物の内外は問わない. |
| 壁紙 |
(かべがみ) |
壁に張る仕上用の紙.和紙,洋紙,繊維,プラスチックなど多くの種類がある. |
| 壁心 |
(かべしん) |
壁体の中心面または線. |
| 壁土 |
(かべつち) |
塗壁に用いる土.小舞壁の粗壁(あらかべ),中塗などに用いる粗土(あらつち)や,上塗に用いる色土の総称. |
| 壁率 |
(かべりつ) |
ある方向の耐力壁の水平断面積の合計を当該階の壁率算定用床面積(外周の耐力壁の中心線で囲まれる面積)で除した数値(cm2/m2). |
| 壁量 |
(かべりょう) |
ある方向の耐力壁の水平実長の合計を当該階の壁量算定用床面積(壁率算定用床面積に同じ)で除した数値(cm/m2). |
| 可変型住宅 |
(かへんがたじゅうたく) |
居住者の多様な要求や将来のニーズの変化に対応できるように,住戸の間取りや規模・用途などが変更できるように計画された住宅. |
| 框 |
(かまち) |
[1](縦方向)stile;(横方向)rail 建具の四周の枠木(図).[2]床の間,玄関の上がり口など床に段差があるとき,上部床面の端を隠すために付ける水平の化粧材. |
| 蒲鉾屋根 |
(かまぼこやね) |
半円筒形の屋根. |
| 紙障子 |
(かみしょうじ) |
かまちの中に細い桟を設けて構成される骨組に透光性の和紙を張ってつくられる障子.紙張り障子ともいい,通常は単に障子という. |
| 鴨居 |
(かもい) |
開口部の上部に取り付ける水平材.下面に溝あるいはひ端をつけ,建具をたてる.溝のないものを無目(むめ),壁の内法高にとりつけたものを付け鴨居と呼ぶ. |
| 茅葺 |
(かやぶき) |
かやで屋根を葺くこと,またはかやで葺いた屋根. |
| 唐紙 |
(からかみ) |
[1]ふすまの仕上げに張る模様を摺った紙.現在では布地なども含む.→ふすま紙.[2]ふすまと同様の構造で表面に唐紙を貼った建具.(=唐紙障子) |
| 硝子 |
(ガラス) |
一般には無機質の非晶体の総称.板ガラスに用いる一般的なソーダ石灰ガラスはケイ酸塩を主成分とする硬くて脆い透明体.ケイ砂,ソーダ灰,石灰石などを粉砕混合したものを1400〜1600℃の高温で溶融し,徐々に冷却して固化する. |
| ガラスブロック |
(ガラスブロック)
|
箱型に型押しされた2個のガラスを溶着して一体とし,内部に減圧空気を封入した建築材料.断熱性,遮音性に優れる. |
| 唐松 |
(からまつ) |
マツ科の針葉樹.本州北中部および寒冷地に分布し,植林される.材は気乾比重約0.55,心材は褐色.建築・土木用材など. |
| がらり |
(がらり) |
羽板をすきまをあけて羽重ね状に並べて取り付けた建造物 |
| 仮囲い |
(かりがこい)
|
工事中に工事場を周囲と仕切るために設ける囲い. |
| ガル |
(ガル) |
加速度の大きさを表わす単位.cm/s2のこと.標準的な重力加速度としては980galを用いる. |
| 側板 |
(がわいた) |
[1]建物の造作部分において,側面または*妻の部分にある板の総称.[各] [2]=側桁.[3]型枠において梁などの側面に設ける板. |
| 側桁 |
(がわげた) |
階段の段板を支える両側の斜材.普通は一定幅の板であり,段形に切込んだ*ささら桁と区別する. |
| 厠 |
(かわや)
|
=便所. |
| 瓦 |
(かわら)
|
粘土またはセメントを原料として製造する小型の曲面板,または平板状の屋根葺材の総称. |
| 瓦桟 |
(かわらざん) |
引掛桟瓦を葺くとき,瓦のすべりを防ぐために野地板に水平方向に打ち付けた細い木の桟. |
| 瓦葺 |
(かわらぶき) |
粘土瓦で屋根を葺くこと.および,瓦で葺いた屋根.本瓦で葺いた本瓦葺,行基葺,桟瓦で葺いた桟瓦葺などがある. |
| 瓦棒 |
(かわらぼう) |
[1]瓦棒葺における金属板の継ぎ目で,棒状に立ち上った部分.本来は心木が入っているが,ないものもある(図).[2]=瓦棒葺. |
| 瓦棒葺 |
(かわらぼうぶき)
|
金属板葺の一形式.傾斜方向に平行した溝板折り上げ部の合わせ目にキャップをかぶせて継ぐ.折り上げ部の間の下地として心木があるものとないものがある. |
| 換気 |
(かんき) |
自然の力(温度差,風力)または機械力を利用して,室内空気と外気を入れ換えること. |
| 換気口 |
(かんきこう) |
建物や室内の換気用給排気のために,外壁や部屋の壁面,天井などに設けた開口. |
| 環境共生住宅 |
(かんきょうきょうせいじゅうたく) |
地球環境の保全性,地域生態系との親和性,居住環境の健康・快適性のいずれにもバランス良く配慮された住宅.(=エコハウス) |
| 環境ホルモン |
(かんきょうホルモン)
|
内分泌かく乱化学物質のマスコミ用語.厳密にはホルモンの作用と異なることが指摘されている. |
| 簪 |
(かんざし) |
木造の仕口を固めるために用いる貫通する栓. |
| 含水率 |
(がんすいりつ) |
ある容積の土に含まれる水の重量WWの土の全重量Wに対する比率を百分率で表わした値wm.wm=(WW/W)×100(%). |
| 間接照明 |
(かんせつしょうめい)
|
光源からの光を天井や壁などで反射させ,作業面に直接入射しないようにした照明方式.通常,光源の作業面側を遮蔽する.⇔直接照明. |
| 間接費 |
(かんせつひ)
|
工事原価の中で直接工事費以外の費用.建築工事においては共通仮設費,現場経費,一般管理費等負担額がこれにあたる. |
| 乾燥収縮 |
(かんそうしゅうしゅく)
|
セメント硬化体や木材など材料が乾燥によって収縮すること. |
| 関東ローム |
(かんとうロ-ム)
|
関東地方の台地,丘陵地の上部に広く分布する赤褐色の火山灰質粘性土の名称.土質工学的にも特異な性質をもっている. |
| 貫入 |
(かんにゅう) |
うわぐすりを掛けた衛生陶器やタイルのうわぐすり部分に生じたひび割れ.これらの製品の欠陥の一つ. |
| 閂 |
(かんぬき) |
左右の扉もしくは扉と枠の双方にまたがるように金物に通すことによって,建具が開かないようにする棒状の部材 |
| 観音開き |
(かんのんびらき) |
[1]=両開き.[2]両開きの戸がそれぞれさらに中折れになっており,開くと二つに折れるような建具の開閉方式. |
| 岩盤 |
(がんばん) |
岩石から構成される地盤の総称.大小さまざまな不連続面を境として相接している集合体. |
| ガン吹き |
(ガンぶき) |
モルタルガンによる吹付け仕上げ. |
| 顔料 |
(がんりょう) |
溶剤や水に溶けない微細粉末.発色,着色,さび止め性能,塗膜の補強・増量などのために塗料,印刷インキ,プラスチックなどに用いる. |
| 寒冷地 |
(かんれいち) |
一般には夏でも気温が低い高緯度地方や高山地をいう.日本の中では北海道,東北,北陸地方の一部をさす. |
|
|
| 木裏 |
(きうら) |
板目ないし追いまさ(まさ目と板目の中間)材面にひかれた板のうち,樹心方向の面.⇔木表. |
| 木表 |
(きおもて) |
板目ないし追いまさ(まさ目と板目の中間)材面にひかれた板のうち,外周方向の面.⇔木裏. |
| 機械室 |
(きかいしつ) |
空調設備機械室,ポンプ室,エレベーター機械室などのように,建築の機械設備を各々集約的に設ける室.電気室を含めることもある. |
| 機械排煙 |
(きかいはいえん) |
外気に面した排煙口を開放し,排風機または送風機を駆動させた換気によって,煙を排出すること.⇔自然排煙. |
| 木杭 |
(きぐい) |
木材による杭.杭種は松であることが多いが,最近ではごく小規模の建物などの場合を除いて使用されることは少ない. |
| 木鏝 |
(きごて) |
木製のこて.練り混ぜた材料の塗付け,塗り拡げなど,比較的粗い表面の仕上げに用いる. |
| 基準階 |
(きじゅんかい)
|
基準となる平面をもつ階.多層の建築などで最も多く繰返される代表的な平面をもつ階のこと. |
| 木摺 |
(きずり) |
しっくいやプラスターなどの塗下地用のスギの小幅板.またはこれを柱・間柱などに7mm前後目透かしして釘打ちしたもの |
| 木摺壁 |
(きずりかべ) |
間柱に5〜10mmの間隔をあけて小幅板を水平に釘打ちした木ずりの下地の上に,しっくいやプラスターなどを塗って仕上げた壁 |
| 基礎 |
(きそ)
|
構造物からの荷重を地盤に伝達させる部分で,基礎スラブと杭の総称. |
| 基礎スラブ |
(きそスラブ)
|
地反力,水圧などを支持する基礎底面のスラブ.通常基礎梁に支持される. |
| 基礎梁 |
(きそばり)
|
構造物を強固にするための梁.最下階の柱の脚部を繋いで,柱脚の移動,沈下,回転を拘束する.木造建築でも鉄筋コンクリート造の基礎梁を設けることが多い. |
| 基礎伏図 |
(きそぶせず) |
基礎の構造を示した平面図.*伏図(ふせず)で描かれることが多い. |
| 既存不適格建築物 |
(きそんふてきかくけんちくぶつ) |
法が適用された時既に存在していた,規定に違反する建築物をいう.建築基準法ではこれは既得権として存置を許される.ただし増改築は限定される. |
| 北側斜線制限 |
(きたがわしゃせんせいげん) |
北側隣地の日照条件を考慮した建築物の高さ制限.その部分の高さの制限は真北方向に測った隣地境界線までの距離に応じて決められる. |
| 木槌 |
(きづち) |
堅木で作った小さなつち.のみを叩いたり,かんなの刃の出し入れなどに用いる. |
| 木戸 |
(きど) |
柵など区画に設けた門.たとえば古代の城柵などにつくられる防禦用の門,あるいは庭につくられる軽やかな門,またはそれにつけられた扉. |
| 木取り |
(きどり) |
丸太もしくは半製品を原材料にして,所定の寸法品などの製材品を高収率,かつ高能率で得るために,切断方向や手順を決めること. |
| 木肌 |
(きはだ) |
皮はぎ丸太の表面性状,またはのこぎりによる切断やかんなによる切削などによる加工面の性状.後者は木理組織や加工条件によって表面性状が異なる. |
| 木拾い |
(きびろい)
|
建築工事に必要となる木材の寸法,数量を設計図書をもとに拾い出し,集計すること.(=木積り,=木寄せ) |
| 気泡コンクリート |
(きほうコンクリ-ト) |
起泡剤または発泡剤によって気泡が入ったコンクリート.オートクレーブ養生を行なったALCが最も普及している. |
| 鬼門 |
(きもん) |
陰陽道で東北の方角.鬼星のある方角.⇔裏鬼門. |
| 逆勝手 |
(ぎゃくがって) |
書院造の座敷で,向って右に床の間,左に棚,右手前に付け書院がある形式.(=右勝手) |
| 脚立 |
(きゃたつ)
|
高所作業をするための自立のはしご.鋼製パイプ製や,軽量のアルミ製が多く用いられる. |
| CAD |
(キャド)
|
computer-aided designの略.電子計算機と人との相互援助によって実現される,建築などの設計システム.高度の図形処理機能を特徴とする. |
| CAM |
(キャム) |
computer-aided manufacturingの略.コンピューターを用いた工業製品などの製造システム. |
| 吸音穴あき板 |
(きゅうおんあなあきいた) |
主として音の共鳴吸収を目的にして,貫通孔を多数設けた板状の建築材料.その背後に空気層を設けて用いる. |
| 給気口 |
(きゅうきこう) |
空気調和,換気などで室内に空気を送風するための開口部.開口部の形状は各種ある.(=吹出し口) |
| 吸湿 |
(きゅうしつ) |
湿った空気中に置いた乾いた材料内に水蒸気が流入し,材料の含湿率を増加させる現象. |
| 給水 |
(きゅうすい) |
建物内およびその敷地内で上水または雑用水を使用箇所へ配管で供給すること,および水道において配水管から各需要者へ水を供給すること. |
| 給湯 |
(きゅうとう) |
建物内およびその敷地内において,上水を加熱して得られる湯を,飲料,入浴,厨房,洗浄などの目的のために供給すること. |
| 給湯室 |
(きゅうとうしつ)
|
=湯沸室. |
| 給排水(衛生)設備 |
(きゅうはいすいえいせいせつび)
|
建物内および敷地内において,人の生活用に使用する水や湯を供給し,使用した水を排除し,保健衛生的環境を向上,実現するための設備.給水,給湯,排水,通気,衛生器具設備および特殊設備などがある.以前は単に給排水設備と称した |
| 狭あい道路 |
(きょうあいどうろ) |
密集市街地などにおける幅員が4mに満たない狭い道路.生活道路として多様な機能を果たすが,安全性などに問題がある. |
| 強化ガラス |
(きょうかガラス) |
安全ガラスの一つ.板ガラスを軟化点近くまで加熱した後,空気を全表面に均一に吹き付けて急冷してつくる.衝撃,曲げ,圧縮に強く,割れた際破片が粒状となる. |
| 経木 |
(きょうぎ) |
厚さ2mm程度,幅3〜15cmにはぎ取ったまさ目取りの薄い木板. |
| 凝結 |
(ぎょうけつ)
|
[1] condensation 過飽和状態の大気中において水蒸気の一部が液水となる現象をいう. [2]
setting セメントの水和が進行してコンシステンシーが低下し,コンクリートやモルタルが硬化し始めること. |
| 供試体 |
(きょうしたい)
|
=試験体. |
| 共振 |
(きょうしん)
|
振動系がその固有周期と同じ周期の振動外乱を継続的に受けて,応答が著しく大きくなる状態. |
| 強震 |
(きょうしん) |
気象庁震度階において震度階Vに相当する強さの地震動.壁に割れ目が入り,墓石,石灯ろうが倒れたり,煙突,石垣などが破損する. |
| 強震計 |
(きょうしんけい)
|
比較的強い地震動を記録する地震計.設定値以上の地震動を感知すると自動的に作動する. |
| 強制循環 |
(きょうせいじゅんかん) |
[1]暖房設備において室内の空気と放熱器との熱交換を行なうため送風機によって空気を循環させること.[2]温水管などの湯をポンプなどの機械力によって機械的に循環させること. |
| 共通仮設 |
(きょうつうかせつ)
|
=総合仮設. |
| 強度 |
(きょうど)
|
構造部材や材料が外力に対して耐えることのできる最大の抵抗力.一つの部材でも抵抗の仕方に対応して,曲げ強度やせん断強度など複数の強度が考えられる. |
| 共同企業体 |
(きょうどうきぎょうたい)
|
建設業者が数社で互いに出資し,共同して一つの建設工事の施工をするために結合する事業組織体をいう.(=ジョイントヴェンチャー) |
| 強度計算 |
(きょうどけいさん)
|
構造物やそれを構成する部材の外力に対する安全性を評価するための計算. |
| 胸壁 |
(きょうへき) |
=パラペット. |
| 京間 |
(きょうま)
|
[1]京都を中心に西日本で広く用いられる住宅などの基準尺.柱割では1間を6.5尺,畳割では1畳を6.3尺×3.15尺とする.(=大間) |
| 居室 |
(きょしつ)
|
居住,執務,作業,集会,娯楽などのために人が継続的に使用する室.法令上の用語.防災・衛生規定は主に居室を対象とする. |
| 許容応力度 |
(きょようおうりょくど)
|
構造物の外力に対する安全性を確保するために定められた,部材に許容できる応力度の限界値. |
| 桐 |
(きり)
|
ノウゼンカズラ科の広葉樹.日本各地に植栽.材は灰白色,軽軟で,気乾比重約0.30.家具(箪笥),楽器(琴),細工物に賞用される. |
| 錐 |
(きり) |
木材に小さな穴をあけるための道具.先端のとがった鉄製の棒に木の柄を付けたもので,回転させて穴をあける. |
| 切欠き |
(きりかき) |
構造部材の断面形状の急変部,溶接欠陥部などの応力集中が著しい部分. |
| 切妻 |
(きりづま)
|
大棟の両側にのみ流れをもつ屋根形式 |
| 切土 |
(きりど)
|
所要の高さの面を出すために,原地盤や地山を掘削すること. |
| 霧除け |
(きりよけ)
|
窓や出入口の上部に雨仕舞のために取り付けた簡便なひさし.霧除けびさしともいう. |
| 亀裂 |
(きれつ) |
作用する力,温度変化,収縮,膨張などによる応力,ひずみが材料のもつ限界値を超えたときに発生するひび割れ現象.(=クラック) |
| 金属瓦 |
(きんぞくがわら) |
金属板をプレスして瓦様につくった屋根葺材. |
| 金属工事 |
(きんぞくこうじ)
|
金属類を扱う工事のうち,鉄骨,鉄筋,板金,建具,設備工事を除くものの総称.例えば,コーナービード,目地金物,ジョイナー,ノンスリップなどの取付け工事.(=金物工事) |
| 金属板葺 |
(きんぞくばんぶき)
|
各種の非鉄金属板,防錆処理鋼板などを用いて屋根を葺く工法.またその作業. |
|
|
| 杭 |
(くい)
|
軟弱地盤などで構造物を支持するために用いられる柱状の構造部材の総称. |
| 杭打ち |
(くいうち)
|
打撃あるいは振動によって地中に杭を貫入させ,設置すること. |
| 杭基礎 |
(くいきそ)
|
構造物を直接に支持することが難しい地盤などで,直接基礎に代って杭を用いて支持する形式の基礎. |
| クイックサンド |
(クイックサンド) |
上向きの浸透流の影響で砂が液体状になること,またはそういう状態の砂をいう. |
| 杭頭処理 |
(くいとうしょり) |
杭頭高さを設計高さにそろえるため,杭頭部を切断,壊し取りあるいは継ぎ足しを行なうこと. |
| 空調設備 |
(くうちょうせつび) |
空気の温度,湿度,清浄度および気流分布を対象空間の要求に合致するように同時に処理するために用いる装置. |
| 釘 |
(くぎ) |
先端をとがらせた金属,竹,木などの細い棒.板材などの留付けや接合などに用いる.鉄製の釘が一般的. |
| 釘抜き |
(くぎぬき)
|
打った釘を抜くための道具.やっとこ状のものと,てこの原理を用いたものとがある. |
| 楔 |
(くさび) |
[1]一般に側断面が三角形,他の断面が矩形の錐体で,物をひろげたり,固定したりするのに用いる.木造仕口においては緊結度を高めるために両材間に打ち込む堅木.[材・各] [2]石材を割って成形するための道具の一つ. |
| くし形窓 |
(くしがたまど) |
半月形のくしの形をした窓.小壁に欄間窓としてつけられることが多い. |
| 櫛引き |
(くしびき)
|
モルタルを塗ったあと,締り具合を見てくし状の道具で表面をかいて粗面にすること.塗層間の付着を助ける目的で下塗表面に施すことが多い. |
| 躯体 |
(くたい) |
建造物の主要構造体部分,およびこれと一体化して施工される部分の総体.一般的には床,壁,柱,階段などをさす. |
| 降り棟 |
(くだりむね)
|
[1]切妻や入母屋の妻端部近くで大棟から直角に流れに沿って下る屋根の棟.[各・歴] [2]広く屋根の傾斜に沿ってつくられる棟をいい,寄棟の隅の稜線部に設けられる隅棟なども含めることがある. |
| 沓石 |
(くついし)
|
柱または束柱下の基礎になる石.(=くつ) |
| 沓摺 |
(くつずり)
|
出入り口の下方の枠. |
| 組子 |
(くみこ) |
格子,障子などの縦横の桟の総称. |
| 組手 |
(くみて)
|
木造建築において,いくつかの部材が組み合わさって接合されている部分,またはその方法. |
| 曇ガラス |
(くもりガラス)
|
=すりガラス. |
| グラスウール |
(グラスウ-ル)
|
短繊維のガラス繊維が綿状になった材料.断熱材,保温材,吸音材として使用する.(=ガラスウール) |
| クラック |
(クラック)
|
=亀裂. |
| クラックスケール |
(クラックスケ-ル)
|
縁に垂直に何段階かの幅の直線が印刷された定規.コンクリートなどに発生したひび割れの幅の測定に用いる. |
| 鞍目地 |
(くらめじ)
|
目地の表面を石やタイルの仕上げ面から凸状に出っ張らせて仕上げた目地 |
| 栗 |
(ぐり) |
=割ぐり石. |
| クリアランス |
(クリアランス)
|
各材料や機器間などの間隔,離れたすきまあるいは余地のこと. |
| グリッド |
(グリッド) |
格子,あるいは格子を基本とする形態の概念.平面上で直交する基準線を想定した直交グリッドが一般的だが,斜線による斜交グリッド,放射状グリッド,同心円グリッド,および三次元に拡張した立体格子などがある. |
| 繰戸 |
(くりど)
|
一筋の溝によって戸袋から1枚ずつ順次繰り出される戸. |
| クリヤラッカー |
(クリヤラッカ-)
|
硝酸セルロース(硝化綿)を主成分とする速乾性の透明仕上げ塗料.溶剤蒸発によって造膜する.屋内の木質系素地の透明仕上げに適する. |
| グリル |
(グリル)
|
空気の吸込み口など,開口(部)に取り付けられた格子状のもの.またはそれがついた開口部. |
| 狂い |
(くるい)
|
乾燥によって生じる木材の変形のこと.幅反り,縦反り,曲り,ねじれなどの狂いがある. |
| 黒松 |
(くろまつ)
|
マツ科の常緑針葉樹で高木.陽樹で成長は速い.乾燥や潮風に強く,移植は比較的容易.修景植栽,防風・防潮林に適している. |
|

|
| 褻 |
(け)
|
生活の中で日常的な部分.私的,略式の意にも用いる.⇔晴. |
| 蹴上げ |
(けあげ)
|
階段の一段の高さ |
| 珪藻土 |
(けいそうど) |
けい藻類の遺体が堆積して生じた多孔質の土.含水ケイ酸を主成分とする.断熱材,濾過材,水ガラスの原料,セメント混和材などに用いる. |
| 経年変化 |
(けいねんへんか) |
経年とともに起こる物理的,化学的,社会的変化.形状,色彩の変化,価格,費用,工事量の変化など. |
| 契約 |
(けいやく)
|
2者以上の間で双方の意志の合意によって成立する法律的行為.請負,委任,雇用のような将来履行する債権に関する債権契約のほかに,財産権に関する物権契約,身分に関する契約などがある. |
| 契約図書 |
(けいやくとしょ) |
建築工事の請負契約の内容を規定する図面および書類.契約書あるいは工事請負契約約款に明記される図面および仕様書を含む. |
| 軽量コンクリート |
(けいりょうコンクリ-ト) |
軽量骨材を用いたり,多量の気泡を含ませたりして,比重を小さくしたコンクリート.普通コンクリートの比重が2.3程度であるのに対して,軽量コンクリートの比重は2.0以下である. |
| 激震 |
(げきしん) |
気象庁震度階で最大の震度階VIIに相当する強さの地震動.家屋の倒壊が30%以上に及び,山崩れ,地割れ,断層などが生じる. |
| 蹴込み |
(けこみ) |
階段の踏面の奥で,一つ上の段まで立ち上った部分 |
| 蹴込み板 |
(けこみいた) |
[1]階段の踏板と踏板の間に縦に入れる板.[2]け込み床(床がまちを省略した床の間)の地板と畳寄せの間に入れた板. |
| 化粧 |
(けしょう)
|
[1]見え掛りの部分,または部材であることを表わす語.たとえば化粧屋根裏,化粧積みなど.通常は仕上加工を施す.[2]仕上加工が施されている部材であることを特に表わす語.荒木に対してかんな削りされたもの,構造材,下地材に対して装飾材,仕上材など.たとえば化粧板,化粧れんがなど. |
| 化粧合板 |
(けしょうごうはん)
|
化粧を目的として薄単板,模様紙,合成樹脂,塗装などを用いて表面を化粧加工した合板の総称. |
| 下水 |
(げすい)
|
下水道において,一般家庭,事業所,工場などから生活,営業および生産活動に伴って発生する汚水と,雨水とを総称していう. |
| 桁 |
(けた) |
軸組において側柱の上端をつなぎ,垂木を受ける水平材. |
| 桁行 |
(けたゆき) |
[1] 小屋梁に直角な方向.長方形平面の建物の長手方向をいうこともある.(=桁行方向)[2]桁を支える両端の柱の心々寸法.⇔梁間. |
| 欠陥住宅 |
(けっかんじゅうたく) |
住宅の基礎,躯体,屋根の各部分の構造や壁,床(ゆか),天井,設備などの部分で十分に性能が確保されていない住宅. |
| 結束 |
(けっそく)
|
鉄筋の組立の際,移動を起こさないように鉄筋相互を緊結すること.結束線を二つ折にして2本一緒に鉄筋にかけ,手ハッカーでひねり止めする. |
| 結束線 |
(けっそくせん)
|
鉄筋相互を結束するための細い鉄線.普通,径0.8 mm以上,長さ15〜20
cmの二つ折にした焼鈍鉄線を用いる. |
| 結露 |
(けつろ)
|
水蒸気を含む空気が,その露点温度以下の壁体などの表面または内部に接触して冷却され,水蒸気が凝結して水滴を生じること. |
| ケミカルアンカー |
(ケミカルアンカ-)
|
=樹脂アンカー.(ケミカルアンカーは日本デュラックス(株)の商標.) |
| 下屋 |
(げや)
|
母屋1(もや)の外にさしかけた小屋根.およびその下の空間. |
| 欅 |
(けやき) |
ニレ科の広葉樹.日本,中国,台湾に分布.材は橙褐色の環孔材で,気乾比重約0.62.材質に優れ,建築,家具,細工物とする.庭園樹. |
| 螻羽 |
(けらば)
|
切妻屋根の妻の側柱筋より外の部分をいう |
| けれん |
(けれん)
|
[1]床や壁のコンクリート面に付着しているコンクリートやモルタルのかすを取り除くこと.[2]解体後の型枠面を清掃すること. |
| 間 |
(けん) |
[1]長さの単位.時代により異なる.1909年の度量衡法では1間=6尺≒1.818m.[2]柱と柱の間.柱間.またはその数.建物の大きさをその柱間の数によって表わすときの単位. |
| 健康住宅 |
(けんこうじゅうたく) |
結露やカビ,有害化学物質の発生などを防ぎ,室内環境の快適性に配慮した建材・構法を用いることによって,居住者の健康で快適な生活の実現を目指した住宅. |
| 現寸[原寸] |
(げんすん)
|
実物大の寸法.図面などの縮尺倍率が1対1であること. |
| 建築主 |
(けんちくぬし) |
建築工事の注文者.発注者,注文者ともいう.または建築物の所有者.(=オーナー,=クライアント,=施主) |
| 建築面積 |
(けんちくめんせき)
|
建築物の外壁またはこれに代わる柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積.地盤面上1m以下の地階部分と奥行1m以下の庇などを除く. |
| 玄能 |
(げんのう) |
木製の柄の先に鉄頭を付けたつち.鉄頭が八角柱の石工用と円柱状で一端が平坦,他端が中高の大工用がある.平坦部で釘やのみを叩く. |
| 建蔽率 |
(けんぺいりつ) |
建築物の建築面積の敷地面積に対する割合.地域によりそれぞれ最高限度が決められている.(=建築面積率)⇔空地率. |
|
|
| 甲板 |
(こういた)
|
[1]机,テーブル,カウンターなどの上面の板.(=天板(てんいた))[各・計] [2]かや葺,檜皮葺,こけら葺など屋根の大棟の上端を覆っている厚板.いらか覆いともいう. |
| 硬化 |
(こうか) |
流動性材料が化学反応や水分,溶剤の揮発により固形化する現象. |
| 硬化剤 |
(こうかざい) |
二成分形の材料において,主剤に混入して硬化反応を起こさせる成分を含む材料. |
| 鋼管足場 |
(こうかんあしば)
|
=パイプ足場. |
| 工期 |
(こうき) |
工事の着手から完成までの期間. |
| 工業化住宅 |
(こうぎょうかじゅうたく)
|
工業的な方法を多用して生産される住宅.部品の工場生産と,現場における工業的な組立て生産の両方を含んだ概念であり,プレファブ住宅,量産住宅と同義で使うことも多い.(=工業生産住宅) |
| 鋼杭 |
(こうぐい) |
地盤に建物を支持させるために用いる鋼製の杭.H形鋼,鋼管などを使用する. |
| 剛構造 |
(ごうこうぞう)
|
耐震構造の一方式.耐震壁を有効に配置するなどして構造物全体を剛強に構成し,大きな地震力に抵抗させる構造.⇔柔構造. |
| 格子 |
(こうし)
|
[1]細長い棒状のものを縦横に交差させて組んだ構造.縦だけが主体で,横はつなぎ程度のものも含む.[2]格子戸の略.[3]格子縞の略.縦縞と横縞を組み合わせた模様. |
| 格子戸 |
(こうしど) |
格子を組み込んだ戸,または格子だけを戸としたもの. |
| 剛重比 |
(ごうじゅうひ)
|
建物各層の水平剛性と重量の比.高さ方向の剛重比の分布が一様である方が耐震的に好ましい. |
| 剛心 |
(ごうしん) |
構造物の床位置に水平力が作用するとき,ある層の床の水平面内における回転中心.剛心と重心が一致しないとねじりが生じる. |
| 公図 |
(こうず) |
=地籍図. |
| 剛性 |
(ごうせい) |
構造物あるいは構造部材が変形に対して示す抵抗の度合.荷重と変形の関係を示す曲線の傾きで表わされる.⇔柔性. |
| 剛性率 |
(ごうせいりつ)
|
[1]地震荷重に対して求められる層間変形角の逆数を各階の層間変形角の逆数の全階にわたる平均値で除した比率.[2]=せん断弾性係数. |
| 洪積層 |
(こうせきそう)
|
約200万年前〜約1万年前の間に堆積してできた地層. |
| 剛接合 |
(ごうせつごう)
|
節点に集まる各部材が同一の回転を生じるよう剛に接合された状態.節点における各部材の材軸がなす角度は不変である. |
| 構造図 |
(こうぞうず) |
建築の設計図のうち,構造設計に関する内容を示した図.基礎伏図,各階床伏図,小屋伏図,屋根伏図,軸組図,柱・梁・床リスト,矩計図,詳細図などからなる.(=構造設計図) |
| 構造耐力 |
(こうぞうたいりょく) |
構造物が発揮できる抵抗力.一般に同じ構造物でも荷重の作用の仕方によってその大きさは異なる. |
| 工程 |
(こうてい)
|
各種の部分工事および各種作業の手順.また,その部分工事などの段階. |
| 工程表 |
(こうていひょう)
|
工程をわかりやすく表示した図表.部分工事などの開始,終了日時を表わす棒線工程表,作業の順序関係をも表わすネットワーク工程表などがある. |
| 勾配 |
(こうばい) |
[1]一般に,斜面または斜線の傾斜の度合をいう.[2]屋根の傾斜の度合.表現方法には,分数勾配,寸法勾配,および斜面が水平面となす角度で表わす角度勾配の3種がある.(=屋根勾配) [3]階段の傾斜の度合.け上げ寸法と踏面寸法とによって決まる. |
| 勾配定規 |
(こうばいじょうぎ)
|
斜辺の角度が変えられる三角定規状の製図器具. |
| 合板 |
(ごうはん)
|
単板を接着剤で張り合わせて1枚状にした板.通常は各単板の繊維方向を1枚ごとに直交させ,奇数枚合わせにする.(=プライウッド) |
| 小壁 |
(こかべ) |
[1]内法なげし上の天井なげしあるいは回り縁(――ぶち)との間にある壁.[2]本柱と小柱の間などにある縦長あるいは横長の幅の狭い壁. |
| 黒檀 |
(こくたん)
|
カキノキ科の広葉樹.主に東南アジアに産する.心材は黒色,重硬で,色調により本こくたん,縞こくたん,青こくたんなどに分ける.唐木(からき)の一種として古くから家具,工芸用などに賞用されている. |
| 小口 |
(こぐち) |
一般に,物の横断面をいう.れんがの場合には,最も広い面を底面としたとき短い方の辺の側面(60×100mm)をいう. |
| 腰 |
(こし) |
[1]下方あるいは中ほどの意に用いる.例えば,壁面の仕上げまたは構造が上部下部で異なっている場合は,その下部の壁面をさし,障子の下半を板張りとしているとき,これを腰板と呼ぶ.[2]破風板の中央部分. |
| 腰折れ屋根 |
(こしおれやね) |
棟近くの勾配が緩く,途中で屋根面が折れて,軒に近い部分の勾配が急になった屋根.(=マンサード屋根,=フランス屋根) |
| 腰壁 |
(こしかべ)
|
壁の窓台より下の部分.壁の腰の部分. |
| 腰窓 |
(こしまど)
|
下端が人が立ったときの腰の高さにつくられている窓. |
| 拵え |
(こしらえ)
|
一般に‘工作’を意味するが,‘準備’の意味もある.後者を明確にするため‘下ごしらえ’が用いられる.また‘こしらえもの’は模造品のこと. |
| コスト |
(コスト)
|
=費用. |
| 小叩き |
(こたたき)
|
石材表面を両刃(道具の一種)で長手方向に線状の叩き目を入れる仕上工法の一種. |
| 骨材 |
(こつざい) |
モルタルあるいはコンクリートを構成する不活性の材料.コンクリートの砂や砂利の類の総称. |
| 鏝 |
(こて)
|
左官工事で,練り混ぜた材料を塗り付けたり,仕上げたり,組石工事などでモルタルを扱うのに用いる工具. |
| 固定荷重 |
(こていかじゅう) |
躯体,仕上材,設備機器など,容易に取り外したり,移動することのない建築物の構成部分の重さによる荷重. |
| コーティング |
(コ-ティング)
|
被覆加工または塗装のこと.材料を保護する目的で表面をプラスチックの皮膜や塗膜により被覆することをいう. |
| 小幅板 |
(こはばいた)
|
木ずり,貫*縁甲板などに用いる幅の小さい板.日本農林規格では,厚さ3cm未満で幅12cm未満の製材をいう. |
| 小梁 |
(こばり)
|
床スラブを支持し,その荷重を大梁に伝達する梁.大梁とは異なり柱などと架構を形成しないので,常時の鉛直荷重だけを負担する. |
| 小舞 |
(こまい) |
壁や屋根の下地の一種.細竹,割竹,貫板などを3〜4cmぐらいの間隔で縦横に編んだもの.小舞下地は,和風真壁の代表的な構法 |
| 小舞壁 |
(こまいかべ) |
日本古来の土壁の一種.小舞を下地に,下塗,裏返し,中塗,散りじっくい,上塗の順に仕上げる.上塗にはしっくいなどが用いられる |
| 小屋裏 |
(こやうら)
|
小屋組をもつ建物の屋根と天井との間にある空間. |
| 小屋束 |
(こやづか)
|
木造の小屋組を構成する束(つか).和小屋では母屋1を支える.洋小屋ではトラス構成材のうちの垂直材をいう. |
| 殺す |
(ころす)
|
[1]不用になったものを撤去しないで,そのまま残してしまうこと.例えば型枠を外さないまま残すことを型枠の埋殺しという.[2]動かさないようにすること,例えば窓のはめ殺しなどという. |
| 転ばし床 |
(ころばしゆか)
|
スラブ,土間コンクリート,玉石などの上に束を立てずに直接組む木造床.大引を転ばし(並べ)て根太を架ける場合と,直接根太を転ばす場合とがある. |
| 転び止 |
(ころびどめ)
|
合掌の上に母屋1を取り付ける際に母屋がずれたり回転しないよう留めておく材 |
| 混合構造 |
(こんごうこうぞう)
|
異なった構造材料の部分架構を混ぜ合わせて形成された構造. |