巻尺 (まきじゃく)
長さを測定するためのテープ状の物指.普通は容器内に巻き込むことができる.布製,鋼製がある.
真北 (まきた) 天文的に正確な北.建物における日照の検討では太陽の位置を厳密に規定する必要があり,磁北より精度の高い真北方位測定をする.(=真北(しんぼく))
幕板 (まくいた)
一般に横に長く張った板.
まぐさ (まぐさ)
出入口や窓など開口の上部に渡す水平材.上部からの荷重を支える.木造では,両端を柱にほぞさしとするか,添え柱で支持する.
間口 (まぐち) 敷地,建物,部屋などの前面の幅,あるいは主要な方向から見たときの幅.⇔奥行.
マグニチュード (マグニチュ-ド)
地震の規模を表わす指標.リヒター(Richter,C.F.)がウッドアンダーソン型地震計の振幅を用いて定義した.
柾目 (まさめ)
木材を年輪が材面に直交するように切断したとき断面に現われる木理(もくり).年輪の線が平行して幾すじも現われる.
間仕切 (まじきり)
建物の内部空間を仕切るもの全般をいう.間仕切壁のほか,家具間仕切,カーテンなども含む.可動間仕切と固定間仕切がある.
間仕切壁 (まじきりかべ)
建物の内部空間をいくつかの部屋に仕切る壁.ただし,構造的な役割をもつ耐力壁とは区別される.
桝[枡] (ます)
[1]容量を量る木製の道具.[2]上記の桝の平面に似た形状のものの総称.[3]屋外排水の合流点,分岐点,起点または管径,流量の変化しやすい所に設ける掃除・点検用装置.排水桝という.
マスキングテープ (マスキングテ-プ)
塗装やシーリング工事において,被着材の汚れを防ぎ,仕上げの線を美しく見せるために周辺に仮張りする粘着テープ.
(まつ)
マツ科まつ属の針葉樹の総称.北半球の温帯中心に約100種あり,日本にはあかまつ,くろまつ,ひめこまつなど9種がある.庭園樹,建築材.
(まど) 採光,通風,換気,眺望などを目的とし,日常の人の出入りには供さない開口(部).
窓台 (まどだい)
[1]窓の下枠を受ける水平材.[2]窓の下枠を窓台と呼ぶ場合がある.
間取り (まどり)
[1]住宅における部屋の配置.[2]住宅における各室への機能の割り当て.古くは,本陣,宿屋などの部屋ごとの宿泊人の割り当てをいった.
窓枠 (まどわく) 窓の建具枠.上枠と下枠とたて枠からなる.引戸では上枠をかもい,下枠を敷居という.
間柱 (まばしら)
壁下地を支持するために主たる柱と柱との間に配置する断面の小さい柱.
豆砂利 (まめじゃり)
粗骨材のうち大豆粒ぐらい(直径約10 mm以下)の砂利.
丸鋸 (まるのこ)
鋼製円板の周辺に歯の付いた木材加工用ののこぎり.動力で円板を回転させて木を切断する.
丸窓[円窓] (まるまど)
円形の窓.正円のほか,下部を欠いた円形のものも含む.
回り縁 (まわりえん) 建物の出隅で折れ曲って連続した縁側.
回り階段 (まわりかいだん)
平面図上で段鼻(踏板の前面端部)の中心を結ぶ線が曲線状になる階段.らせん階段はその一種.
回り縁 (まわりぶち)
天井と壁の接する部分に取り付ける棒状の化粧部材(吊天井の図参照).(=天井回り縁)
マンサード屋根 (マンサ-ドやね)
=腰折れ屋根.

見え掛り (みえがかり)
建築部材において露出していて目に見える部分.⇔見え隠れ.
見え隠れ (みえがくれ) 建築部材において裏側に隠れていて目に見えない部分.建築群や街並みの見え方にも使われることがある.⇔見え掛り.
磨き丸太 (みがきまるた)
すぎの皮をはいで表面を磨きあげただけの丸太.床柱(とこばしら)などに用いる.
見切り (みきり)
一様な仕上面の端部.あるいはその部分の形状,納まり.
見切り縁 (みきりぶち)
見切りを納めるために用いる細い部材.*コーナービードもその一種.
見込み (みこみ)
部材の見え掛りの部分の側面,または奥行の寸法.⇔見付け.
水切 (みずきり)
[1]窓台やコンクリートの庇などの壁から突き出した部分の下面に設ける小さい溝.雨水が下面を伝わって壁に侵入したり壁が汚れるのを防ぐ.[2]金属板葺の軒の先端を折り曲げた部分.[3]外部の敷居の溝に雨水がたまるのを防ぐために設けた敷居溝と直交する溝.
水勾配 (みずこうばい)
屋根面,床面あるいは配管や雨樋などに設ける排水のための勾配.(=水取り勾配)
水貫 (みずぬき)
遣方(やりかた)に用いる水平の板.建築物の心墨が印される.(=遣方貫)
水盛り (みずもり)
建築に際し基準となる水平面を定めること.
水屋 (みずや)
[1]社寺において参詣者が手,口などを清めるための水鉢を据え,屋根をかけた建物.(=手水屋,=水盤舎)[2]茶室において,茶室に隣接し茶事の準備をする部屋.水屋棚,流しなどを備える.[3]民家などにおいて,洪水をさけるために盛土をした上につくられる避難用の小屋.
見付け (みつけ)
部材の見え掛りの部分の正面から見える面,またはその幅.⇔見込み.
見付面積 (みつけめんせき)
対象物の外郭の面積.通常,その上流側部分の投影面積.
見積り (みつもり)
概算または詳細な数量積算により工事費などの予測を行なう作業.積算と同義にも使われるが,狭義には積算は数量算出を主に意味し,見積りは金額の算出に重点をおく.また受注者が注文者に金額を提示することにも使う.
ミルシート (ミルシ-ト)
鋼材の品質の証明書.化学成分・機械的性質などの試験結果を掲載し,規格あるいは要求性能を満足することを示す.
無筋コンクリート (むきんコンクリ-ト)
土間用のコンクリートなど,鉄筋で補強されていないコンクリート.⇔鉄筋コンクリート.
起り (むくり)
線または面が上方に凸に湾曲していること.
無双 (むそう)
[1]無双連子窓の略.無双連子(2組の連子をつくり,その1組を左右に移動させて開閉自在としたもの)を建て込んだ窓.多くの場合連子は板として幅と隙間とはほぼ同一とする(図上).(=無双窓)[2]掛軸を吊すために床の間の天井回り縁部分に取り付ける細い横木(図下).(=無双四分一,=印籠四分一)
棟木 (むなぎ)
小屋組の頂部を主として桁行方向につなぐ横架材.(=棟桁)
棟束 (むなづか)
小屋組において棟木を支える束(つか).むねづかともいう.
棟包み (むなづつみ)
むねづつみともいう.[1]瓦を重ねて高く造られた棟.[2]金属板葺で,あおり板などで形づくられた棟を包むこと.
(むね) [1] 屋根の陵線の部分.一般に屋根の頂部.位置によって大棟,隅棟などと呼びわけられる.[2]家屋の数を数える際の数詞.
無目 (むめ)
かもいや敷居,あるいはその中間の位置に設けられる横架部材で溝のないもの.(=滑(ぬめ))

(め)
[1]線状のものが縦横に交わって生じる隙間や凹凸.例えば,網の目.[2]編んだものや繊維類の表面の揃い方.[3]石材の石理や木材の木目など,材料の表面に表われた模様.[4]二つの材料の端が合する位置に生ずる筋.例えば,目地.
銘木 (めいぼく)
色調,木理,材質,形状などが特別優れる,あるいは珍しいために高い価値をもつ木材.主として装飾用材,工芸細工に用いられる.
目隠し (めかくし)
室内などが外から見られないように,開口部の外側に取り付けられた遮蔽物.
めくら[盲] (めくら)
[1]閉じてあかないこと.めくら壁,めくら窓など.[2]細くて隙間のないこと.めくら目地(眠り目地)など.[3]見えないように隠した状態.不要部分をふさいだ状態.設備配管などを閉鎖した状態など.
目地 (めじ)
一般に部材間の接合部に生ずる線状の部分をいう.石,れんが,タイル,ボード類などの接合部をいう場合が多い.
目透し (めすかし) 二つの部材の接合部において多少隙間をあけた目地の形状.
メゾネット (メゾネット) 集合住宅において1住戸が2層にわたる住戸形式.⇔フラット.
メタルラス (メタルラス)
塗壁の下地に用いる薄鋼板から作ったラス.形状により平ラス,リブラスなどの種類がある.
目潰し (めつぶし)
隙間を埋めること.例えば,割ぐり地業において割ぐり石をならべたのち,石の隙間を砂利で埋めること.またはその材料.
目張り (めばり)
紙テープなどを張って,隙間をふさぐこと.
(めん)
[1]建築物における向きを表わす.正面,側面など. [2]部材などの表面. [3] 角断面をもつ部材の角の部分を削り取ってできる部分をいう.普通は平面だが,他にも丸面など多くの種類がある.[4]アーク溶接をするとき,作業者が顔を保護するために手にもつ覗き窓のついた面(めん).
免震 (めんしん)
建物の基礎部分などに積層ゴム,あるいは滑り支承などを入れて地震による揺れの強さを抑えること.
面取り (めんとり)
角断面をもつ部材の稜角を削り面を作ること.

毛管現象 (もうかんげんしょう)
液体中に細い管を立てたとき,管内の液面が表面張力の影響によって管外の周囲液面より上昇または下降する現象.(=毛細管現象)
(もく)
木理(もくり)で工芸的に価値が高く,独特の模様をもっているもの.
木造 (もくぞう)
一般には木構造のこと.
木造軸組 (もくぞうじくぐみ)
土台,柱,胴差,桁,梁,筋かいなどで構成する木構造の骨組.
木造住宅 (もくぞうじゅうたく) 構造材料として木材を用いて作った住宅の総称.現時点では,木造在来構法,枠組壁構法,木造パネル構法,丸太組構法などによるものがある.
木捻子,木螺子 (もくねじ)
木材に木材や他の材料を取り付けるときに用いるねじ.ねじ込むのに適した先端の形状とねじ山をもつ.
木片セメント板 (もくへんセメントばん)
薬剤処理した5〜20mmの木片とセメントを約3:7の割合で混ぜて加圧成形した板状の材料.壁,天井などの下地材に用いる.
木毛セメント板 (もくもうセメントばん) 10〜30mmのひも状に削った木片とセメントを45:55あるいは40:60程度の割合に混ぜ,加圧した板状の材料.壁,天井などの下地材,化粧材に用いる.
木理 (もくり)
木材の軸方向における年輪などの構造要素の配列と走向の状態を表わすもの.(=木目)
木構造 (もっこうぞう)
主要構造部材が木材または木質材料で構成される構造.
モデュール (モデュ-ル)
[1]建築各部を簡単な比率で示せる寸法単位.ギリシア建築,ローマ建築では柱身下部の径を基準にすることが多い.→建築モデュール.[各・計・歴] [2]建築の設計において基準として用いる単位寸法,または数列化した寸法群.→モデュラーコーディネーション.[3]建築を構成する箱型のユニット.工場生産されたモデュールは現場に輸送され,積み重ねられて住宅などの建築になる.[4]回路系など一組の装置の構成単位.
元口 (もとくち)
伐木後,切断された各丸太(素材)の根元に近い木口(こぐち)の断面,またはその直径.⇔末口.
モーメント (モ-メント)
物体を回転させようとする作用.その大きさは作用力Fと回転中心からその力の作用線までの距離Lとの積F・Lで定義される.
母屋 (もや)
小屋組において,棟木と軒桁の中間で垂木を受ける部材.和小屋では,小屋束の上に渡し,さす組ではさす上,洋小屋では合掌の上にのる.(=母屋桁)
盛土 (もりど)
在来地盤に土を盛り上げること.⇔切土.
モルタル (モルタル)
結合材,細骨材,水を練り混ぜたもの.石灰モルタル,プラスターモルタルなどもあるが,一般にはセメント,砂,水によるセメントモルタルをさす.

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