大工 (だいく)
[1]古くは建築技術者の職階を示す語.木工に限らず諸職の長や,工事全体の長をさし,時代によって意味が異なる.[2]近世および現代においては建築に関わる木工事を行なう技能者.
耐候性 (たいこうせい) 材料を屋外に長期間暴露して気象の諸作用を受けたときの,材料の性能低下に対する抵抗性のこと.
大黒柱 (だいこくばしら)
民家のほぼ中央,土間,床上,表と勝手の境に立つ太い柱.地方によっては,四間取の中央にある柱をいう場合もある.
太鼓張り (たいこばり) 建具などの作り方の一種.太鼓のように力骨の両面に板や紙を張って内部を中空構造にしたもの.ふすまの場合には,とくにかまちまで紙で張り包んだものをいう.
耐震改修 (たいしんかいしゅう) 既存の建物の耐震性を改善するよう手を加えること.強度・靭性の向上,制振装置の設置,免震装置の挿入などの方法がある.
耐震診断 (たいしんしんだん) 既存構造物の耐震性能を調べ診断すること.鉄筋コンクリート造建築物などについての耐震診断基準がある.
耐震壁 (たいしんへき) 耐震設計において構造物の剛性,強度を高めるために用いられる壁.鉄筋コンクリート造,鉄骨鉄筋コンクリート造などの壁が多く用いられる.
耐震補強 (たいしんほきょう) 広義には耐震改修と同義.狭義には,既存建物の強度や靭性(変形性能)を改善することにより耐震性能を向上させること.
帯水層 (たいすいそう)
地下水によって飽和状態にある透水層.
堆積岩 (たいせきがん)
火山灰,砂利,砂,泥が風や水の作用によって運ばれ堆積し,圧密固結した岩石.凝灰岩,砂岩,頁岩,粘板岩に大別される.
大理石 (だいりせき) 変成岩(熱変成岩)の一種.石灰岩が高温,高圧の変成作用をうけて再結晶し,粗粒化してできた岩石.工芸品,壁・床の張石などに用いる.
耐力 (たいりょく) [1]構造物,部材などの荷重に対する抵抗力.最大値,破壊点の荷重を示すこともある. [2] 明確な降伏を示さない金属材料において一定の残留ひずみを生じる応力を耐力と呼び,許容応力の基準にする.通常,0.2%の残留応力とし,この場合は0.2%耐力という.
耐力壁 (たいりょくへき)
[1]主として鉛直力を支持する壁を,特に耐震壁と区別するときに用いる用語.[2]構造上有効な壁に対する法規で用いる用語.
タイル (タイル) [1]張り付けて化粧に使用する小片状の薄板.[2]通常は[1]のうち陶磁器質のものをさしていう.外装タイル,内装タイル,床タイルなどがある.
台輪 (だいわ)
[1]社寺建築や住宅建築において柱頂部をつなぐ幅の広い横木.あるいは付書院の上部または下部の横木.[2]鳥居の柱上にあって島木を受ける円盤状の部材.[各・歴] [3] 箱物家具の床に接する部分または部品.
ダウンライト (ダウンライト) 配光を下方に集中させ,横方向の配光を少なくした白熱電球のような点光源を使用した天井取付け照明器具.
(たがね)
石材加工用の小型ののみ.刃先の尖った先のみと刃先が一文字になった平のみとがある.
高窓 (たかまど)
壁の高い位置に設けた窓.窓の位置が視線より高い位置にある側窓.
抱き足場 (だきあしば)
本の布材を1列の立て桟の両側から取り付けた足場.一側(ひとかわ)足場の一種.布材が2本のため一本足場より安全で作業性が良い.
ダクト (ダクト)
媒体の導管.たとえばガス,流体などの導管,あるいは電線,ケーブルなどを通す導管.空調・換気設備では通常金属板により矩形あるいは円形状に構成された通風路.
(たすき)
[1]斜め十文字に線を交差させた形状.[2]斜め十文字に取り付けた部材.塀重門の扉や竹の節欄間などにみられる.
叩き,三和土 (たたき) [1]たたき土を締め固めて仕上げた土間床(ゆか).[2]石の表面を工具で叩いて細かいきずをつける仕上げ方法.またはその仕上げた面.
(たたみ)
[1]古代,中世における座具の一つ.わらを糸で指し固めた床(とこ)の表面に藺(い)を編んで作った表(おもて)を付けた床仕上げ材.長辺に縁をつけるのが普通.[2]和室などの床に敷き詰める床仕上材.畳床に畳表を被らせてつくる.
畳表 (たたみおもて) 畳床の上に被せるいぐさでつくったむしろ.横糸としていぐさ,縦糸として麻,木綿糸などを用いて織る.
畳床 (たたみどこ)
[1]畳の芯.乾燥した稲わらを麻糸などで縫い固めてつくる.現在では発泡プラスチックも用いられる.[材・各] [2]床(とこ)形式の一つ.部屋の床(ゆか)面より床がまち(とこ――)分だけ床(ゆか)面をあげ,床(ゆか)に畳を敷いた形式.
畳寄せ (たたみよせ) 壁や床がまちなどと畳との接合面のすきまに取り付ける横材.
立上り (たちあがり)
[1]材が水平面または傾斜面から上方に折れ曲がる形,またはその部分,あるいはその部分の鉛直寸法.[2]斜材の傾斜の程度を表わす寸法.水平に測った一定寸法に対して上方に登る分の寸法をいう.
建入れ (たていれ) 建方の完了した軸組,取り付けられた部材などの鉛直の度合.
建入れ直し (たていれなおし) 建方の途中または最後に柱や梁の鉛直度,水平度,出入りなどを測定し,修正すること.ゆがみ直しともいう.
建方 (たてかた)
現場において部材を組み立てること.組立とは区別し,鉄骨建方,プレキャストコンクリート部材の建方など,建物に直接組み込む場合に用いる.
建具 (たてぐ) [1]建築の開口部にあって開閉の可動部分と枠の総称.[2]伝統的な和風建築ではふすま,障子,戸(と)など,可動またははめ込みの部分をいう.かもい,敷居などは含まない.その他の場合でも,狭義には可動部分だけをさす.
竪桟,縦桟 (たてざん)
戸の*たてがまちに平行に設けた桟.⇔横桟.
竪軸回転 (たてじくかいてん) 回転軸が鉛直である回転窓および回転戸の建具の開閉方式.⇔横軸回転.
建付け (たてつけ)
建具類の開閉や接触面の正確度を表わす用語.障子と枠の間に隙間ができたり,滑らかに動かないような状態を‘建付けが悪い’という.
建坪 (たてつぼ)
坪単位で表わした建築面積.
竪樋,立樋 (たてどい)
鉛直方向のとい
縦波 (たてなみ)
媒質中の粒子が波動の伝搬方向すなわち縦方向に運動し,疎な部分と密な部分が交互にできながら進行していく波.(=P波,=疎密波)
建前 (たてまえ) 木造工事において,土台組み,柱・梁の建方,小屋材の組立を行ない,棟木を組み立てるまでの作業をいう.
だぼ (だぼ) 石または木材を接合するときにずれ込みを防ぐために差し込む小片.石工事では棒状の金物,木工事では木片
玉石 (たまいし)
丸形をした径が10〜30cm程度の天然石の総称.積石,基礎石,砕石骨材としても使用する.
玉石基礎 (たまいしきそ)
軽微な木造建築の柱や束(つか)を支えるために土台や束の下に玉石を設置してつくる基礎.
たも (たも) モクセイ科の広葉樹.やちだもをさすことが多いが,同属のあおだも,とねりこなども総称する.材は環孔材で,一般にねばり強く,建築,家具のほか運動具,器具などに用いる.
垂木 (たるき)
屋根の野地板などを支えるために棟木から母屋1,軒桁に斜めにかけて屋根板を支持する材
垂木掛け (たるきがけ)
屋根やひさしの垂木の建物本体側の端部を受けるための水平部材.
垂れ壁 (たれかべ)
天井から垂れ下がったような形の壁.本来は開口部上の小壁のようなものをさすが,最近では防煙区画用など垂れ下がっただけのものもある.
撓み (たわみ)
荷重の作用を受けた構造物または部材の材軸と垂直な方向の変形.通常,各任意点の材軸と垂直な方向の変位量で表わす.
単管足場 (たんかんあしば) 鋼管を接続金具や緊結金具を用いて現場で組み立ててつくる足場.枠組足場と並んで,最も一般的な足場.
団子張り (だんごばり)
タイル張り工法の一種.タイルの裏面に張付けモルタルを団子のように付けて下地に押し付けて張る方法.
短冊金物 (たんざくかなもの)
木材の接合部の補強に用いる,細長い長方形の薄板金物.ボルトまたは釘を併用する.短尺金物ともいう.
断層 (だんそう)
地盤が一つの面を境にして相対的にずれること.またはずれたあとの境界面.地震と断層の発生は同一の現象であるとされている.
短柱 (たんちゅう)
断面の大きさに較べて丈の低い柱.鉄筋コンクリート造では地震時にせん断破壊しやすいため耐震設計上注意が必要とされている.⇔長柱.
断熱材(料) (だんねつざいりょう)
熱を遮断するために用いる材料.繊維系,発泡プラスチック系,その他に大別できる.住宅用として代表的な材料にグラスウールなどがある.
ターンバックル (タ-ンバックル)
ターンバックル胴とターンバックボルトからなり,胴をまわすと左右のボルトが同時に出入する,筋かいなどに用いる締め具.
単板 (たんばん)
合板および積層材料の製造に用いられる木材の薄板.製法によりロータリー,スライスド,ソーン,ハーフラウンド単板の別がある.(=ベニヤ)

違棚 (ちがいだな) 座敷飾の一つ.床脇の柱間に設ける天袋,左右段違いの棚と地板からなる.あるいは様々な形式の床脇の棚.
地殻変動 (ちかくへんどう) 造山運動,造陸運動,地塊運動,火山活動などによって地殻が変形や変位すること.
地質調査 (ちしつちょうさ)
地表および地下の地質を調査すること.
地耐力 (ちたいりょく)
地盤の支持力と沈下または不同沈下を発生させる力(圧力)のうち,いずれか小さい方の力または圧力.
千鳥 (ちどり)
ジグザグ状の配置.材料や使用箇所で異なり,飛石の千鳥打ち,ルーフィングの千鳥張りなどがある.
千鳥打ち (ちどりうち)
栓,釘,リベット,ボルトなどをジグザグに打つこと.特にリベットを1本の直線上ではなく左右互い違いに打つことをいう.
チャンネル (チャンネル)
=溝形鋼.
柱脚 (ちゅうきゃく)
柱の脚部.広義には基礎,基礎梁への定着部分をも含める.⇔柱頭.
中京間 (ちゅうきょうま) 名古屋を中心とする地方の民家の基準尺.柱割りの場合は1間を6.2尺とし,畳割りの場合は畳の基準寸法を6尺×3尺とする.
中震 (ちゅうしん)
気象庁震度階IVに相当する地震.家屋の動揺が激しく,すわりの悪い花びんなどは倒れ,歩いている人にも感じられる程度の地震動の強さ.
沖積層 (ちゅうせきそう) 約2万年前から現在までの間に堆積してできた地層.
沖積粘土 (ちゅうせきねんど)
沖積世に堆積した粘土.一般に軟弱なので,圧密沈下などが問題となる.
柱頭 (ちゅうとう)
[1]柱の上部,頭部をさす.⇔柱脚.[2]フラットスラブ構造において,柱の上部の拡大した部分.
鳥瞰図 (ちょうかんず)
建築物の外形を示す,上空からみた全体形を描いた透視図をいう.
丁番[蝶番] (ちょうばん)
開き戸,開き窓などを支え,開閉の軸となる金物.回転軸から2葉に分かれ,一片を扉に,他片を枠に取り付ける.
張力 (ちょうりょく)
=引張力.
直階段 (ちょくかいだん) 平面的に一直線に進み,途中で曲らない階段.直進階段ともいう.
直定規 (ちょくじょうぎ)
直線を引く,あるいは長さを測るために用いる細長い板状の定規.平(ひら)定規ともいう.
直接基礎 (ちょくせつきそ)
基礎スラブからの荷重を直接地盤に伝える形式の基礎をいう.フーチング基礎とべた基礎に分けられる.
直角定規 (ちょっかくじょうぎ)
一般に規矩術に用いる直角を出すための器具.細長い板状の部材と角棒を直角に接合した形状で,通常金属製である.スコヤともいう.
散り (ちり)
わずかに前後に離れた二つの平面があるとき,そのずれ,またはずれの表われた場所をいう.たとえば真壁造における柱外面と壁表面とのずれ.
衝立 (ついたて)
目かくし,風除けを目的として使用した装置.現在,視線をさえぎる目的で公共空間でも使用する.
(つか) [1]長さの単位.手でつかんだ長さ,すなわち指4本分の幅.[2]束柱の略.短い柱(小屋束,棟束,吊束,床束,縁束,えび束など)の総称.
(つが) マツ科の針葉樹.関東以西の本州,四国,九州に分布する.材は淡褐色で,気乾比重約0.50.建築材としてかもい,なげしに賞用される.
束石 (つかいし)
床束を支える玉石またはコンクリート製の基礎をいう.
突上げ窓 (つきあげまど)
障子の上がまちに沿って回転軸があり,下がまちの部分を突き上げて開ける,壁あるいは屋根に設けられる窓.
突合せ (つきあわせ)
=突付け.
突板 (つきいた) 平はぎ盤によって所定の厚さに切削した薄板で,合板などの表面に化粧張りとして用いるもの.
突固め (つきかため)
盛土,埋戻し,コンクリート打込みの際,密実になるように突いたり叩いたりして締め固める作業.
突出し窓 (つきだしまど)
障子の上がまちに沿って回転軸があり,下がまちの部分を外側に突き出して開ける窓
突付け (つきつけ) 部材の接合法の一つ.部材端部を切断しただけの状態で突き合わせて接合する.添え板や金物などで補強することが多い.(=突合せ)
継手 (つぎて)
[1]二つの部材をその軸方向に継ぐ方法,またはその部分,部品..[2]仕口も含め,複数の部材を接合する方法,または部分,部品の総称.(=ジョイント)
継目板 (つぎめいた)
継手部分を補強するための添え板.
造付け (つくりつけ)
家具類や設備機器などを建物本体の一部としてつくる,あるいは取り付けること.
付け鴨居 (つけがもい)
塗壁面に取り付け,かもいに似せた化粧材.寄せ付けがもいともいう.
付け柱 (つけばしら) [1]壁面などに取り付けた柱に似せたもの.⇔柱形.
土壁 (つちかべ) 小舞を下地として土を塗り重ねて仕上げた壁.土物壁ともいう.上塗の色土の種類により聚楽壁,さび壁,紅壁などがある.
ツーバイフォー構法 (ツ-バイフォ-こうほう) 北アメリカで発展した木造建築構法.木造枠組壁構法で,断面が2インチ×4インチの部材を主体に構成される.
(つぼ) [1]面積の単位の一つ.古代条理・条坊制の土地区画では方一町(一里の1/36四方).[2]土地,建物の面積の単位の一つ.1間四方.壁などの面積では,1尺四方,1寸四方をさすことがある.[3]坪庭や内庭に面した部屋.
(つま)
[1]切妻屋根などをもつ建物の大棟と直角な両端の側面.[2]物の端部.端(つま)とも書く.建築では特に物の側面をいう.⇔平.
妻板 (つまいた)
物の側面に設けた板一般をいう.たとえば,戸袋や出窓の側方の板など.
(つら)
=面(めん)
面一 (つらいち)
隣接する部材の表面が同一平面にそろっている状態.
吊木 (つりき)
一般には天井吊木をさす.天井の野縁受を小屋梁,上階床梁,吊木受などから吊り支える細い部材
吊木受 (つりきうけ)
吊木を梁や根太に直接取り付けることができない場合に,吊木の吊り元とするための横架材.梁の上に架けるか,梁の側面に設けた受木に取り付ける.
吊天井 (つりてんじょう)
上部の小屋組や床から,吊木,吊りボルトなどによって吊られている天
吊元[釣元] (つりもと)
開き戸の回転軸の側.丁番や軸吊金物のある側.
鶴嘴 (つるはし)
両端をとがった鳥のくちばし状に作り,中央に柄を付けた,硬い土砂を掘削するのに用いる道具.

(で)
ある物より前方に突き出ていること,またはその長さ.軒の出などと使う.
定尺 (ていじゃく)
成品化された材料のそれぞれがもつ標準の大きさ.
T定規 (ティ-じょうぎ)
製図板の端部に接して案内となる頭部と,それと直角に接合された定規からなる平行定規.
定着 (ていちゃく)
構造物同士あるいは構造物に他の物を緊結すること.例えば,鉄筋端部をコンクリートに,機器をコンクリート構造に緊結すること.(=アンカー1)
ディテール (ディテ-ル)
[1]=詳細.[2]=詳細図.
出来高 (できだか)
[1]=工事出来高.[2]完成された仕事の総量.
テストハンマー (テストハンマ-)
[1]=シュミットテストハンマー.[2]試験用つち.タイルの浮きやねじの締り具合などを検査するためのハンマー.
出隅 (ですみ) 二つの面が角度をなして出合った箇所にできる外側の稜角部.⇔入隅[1]
手摺 (てすり)
[1] 危険防止のために,バルコニーの先端や階段の側面などに取り付ける高欄,腰壁の類.[2] [1]のうち,特に上端に横にわたした棒状の部材.[3] 歩行の補助のために,壁や上記[1]に沿って取り付け,手でつかめるようにした棒状のもの.上記[2]が兼ねることも多い.
手摺子 (てすりこ) 手すりを支持し,手すり下部からの落下を防止するための格子状の部材
鉄筋 (てっきん)
鉄筋コンクリートを形成する棒鋼.コンクリートの補強に用いる.丸鋼と異形鉄筋がある.
鉄筋コンクリート (てっきんコンクリ-ト) 鉄筋で補強されたコンクリート.靭性材料の鉄筋で補強することにより脆性材料であるコンクリートの引張りに弱い性質が補われる.鉄筋は主として引張りを受けもつほか,コンクリートを拘束して圧縮強度を向上させるのにも役立つ.(=RC)⇔無筋コンクリート.
鉄骨 (てっこつ)
鉄骨構造物や鉄骨鉄筋コンクリート構造物の主体構造を形成する鋼製部材.形鋼,鋼板,鋼管などをいう.
鉄骨鉄筋コンクリート構造 (てっこつてっきんコンクリ-トこうぞう)
鉄骨を中心にして,その周囲を鉄筋コンクリート構造とした部材によって形成される構造.(=SRC構造)
デッドスペース (デッドスペ-ス) 利用されていない,あるいは利用価値のない空間や隙間.
鉄平石 (てっぺいせき)
輝石安山岩.板状節理に富み,産出する場所により,赤味,青味などの変化がある.張石,敷石などに用いる.
出面 (でづら) 建設現場における労務者,またはその出勤簿.
手配 (てはい)
工事を進めるに際し,前もって材料,労務や機械などを準備し,とどこおりなく作業ができるようにしておくこと.
手離れ (てばなれ) 仕事が完成した後で,手戻りや手直しがなく,何ら追加作業をする必要がない状態.
手間 (てま)
[1]特定の仕事を行なうための時間,労務量.[2]職人の作業,仕事. [3]=手間賃.
出窓 (でまど)
壁面よりも前に突き出してつくられた窓.
テラコッタ (テラコッタ) 石膏などの型で粘土を成形,焼成し,主として建築物の外装に用いるもの.元来は素焼であるがうわぐすりを施したものもある.
テラス (テラス)
地上面より一段高くなった人工または自然の平坦部.建物前面の露壇と庭園内の園壇がある.
テラゾー (テラゾ-)
人造大理石の意であるが,種石として大理石のほか蛇紋岩,花こう岩も用いる.人造石研出しに比して種石の粒が大きい.あらかじめ工場で生産,成形するものと,現場でつくり出すものがある.
照り (てり)
線または面が凹に湾曲していること.この意味で反りの語を用いることが多い.⇔むくり.
天板 (てんいた) =甲板(こういた)
展開図 (てんかいず)
部屋の四周の壁を立面図のように壁と垂直な方向から見て描いた図.壁面の仕上げ,開口部,造付家具,設備器具の取付位置などを記入する.室内展開図ともいう.
点検口 (てんけんこう)
配管,配線などを点検するために,天井,壁,床などに設けられた開口部.通常は扉付きとする.
天井 (てんじょう) 室内空間の上部を構成する面.普通は室内空間と小屋裏の空間を区画する仕切りをさす.
転倒モーメント (てんとうモ-メント)
構造物などの基部位置における外力のモーメントの総計.基礎の回転,浮き上り,転倒に関連する.
天端 (てんば) 部材の頂部にある面をいう.(=上端(うわば))⇔下端(したば).
点張り (てんばり)
防水層などを下地へ張り付けるとき,全面的に接着せず,点々と接着すること.手作業による場合と穴あきルーフィングを用いる場合がある.(=点点張り)
天袋 (てんぶくろ) [1]書院造の違棚の上部に作られる戸棚.[2]内法上につくられた押入の戸棚.⇔地袋.
天窓 (てんまど) 天井や屋根に設けた窓.(=屋根窓,=トップライト,=スカイライト)

(と)
開口部に用いる建具の可動部分.障子や扉を含む総称.
ドアクローザー (ドアクロ-ザ-)
開かれた扉を自動的に閉じる装置.金属ばねとオイルダンパーの組合せにより構成され,扉の上方に取り付けるドアチェックが一般的.
戸当り (とあたり)
[1]戸を開けたとき,または閉めたとき戸がゆき過ぎないために枠や床などに取り付ける突出物.[2]引戸を閉じたとき戸が当たる柱またはたて枠の面.あるいは開き戸を閉じたときに戸が当たる枠の突出部.(=ストッパー)
ドアチェック (ドアチェック) 開き戸の扉上部と上枠に取付けて開いた扉を速度を調整しながら自動的に閉める装置.
土圧 (どあつ)
土中のある面に作用する土の圧力.とくに,土と構造物が接しているとき構造物の境界面に作用する土の圧力をいう.
(とい)
屋根の雨水または雪の融水を集めて地上または排水溝に流すための溝または管.
倒壊 (とうかい)
構造物が地震などによって倒れたり潰れたりすること.崩壊ともいう.無被害,小破,中破,大破,倒壊という分類での最大級の被害.
陶器質タイル (とうきしつタイル)
素地の吸水率が10%以上のタイル.うわぐすりを施し,主に内装の壁に用いる.
胴差 (どうざし)
[1] 木構造の軸組において2階以上の床の位置で柱を相互に繋いでいる横架材.[2]主としてひさしを支える軒桁を受ける腕木で他端が貫さましになっているもの.
銅板葺 (どうばんぶき)
銅板を用いて屋根を葺く工法.またその屋根.
胴縁 (どうぶち) 壁の羽目板,ボードなどの下地となる水平材.柱,間柱,木れんがなどに取り付ける.
塔屋 (とうや)
階段室,昇降機塔,冷却塔などの,屋上に突出した部分をさす.法規上,高さ制限の緩和を受ける場合もある.(=ペントハウス)
棟梁 (とうりょう) 大工の親方もしくは建築工事を監督する大工.
通し柱 (とおしばしら)
2階建以上の木造建物で2階分にまたがって(2階建の場合は土台から軒桁までを)一本の材で通した柱.(=建登せ柱(たてのぼせばしら))⇔管柱(くだばしら).
通り心[通り真] (とおりしん)
建物を設計したり,施工する際の基準となる線の一つ.柱や壁の中心を示す線のこと.
土方 (どかた) =土工
土被り (どかぶり) 土中の埋設物からみて,それより上にある土,または土の量.厚さ,重量あるいは単位面積当りの重量などで表わす.
研出し (とぎだし)
[1]人造石の表面などを研磨して仕上げること.[2]=人造石研出し.
鍍金 (ときん)
=めっき
独立基礎 (どくりつきそ) =独立フーチング基礎.
独立柱 (どくりつばしら)
周囲に壁が接続せず,単独に立っている柱.⇔柱形.
独立(フーチング)基礎 (どくりつフ-チングきそ)
一つの柱の下部に他の柱の基礎とは独立に設ける直接基礎.(=独立フーチング)
戸車 (とぐるま)
走行を滑らかにするために障子や引戸に取り付ける回転金具.一般には扉の底部に取り付けたものをいうが,上部に取り付けるドアハンガーも含む.
土工 (どこう) 土工事を行なう作業員.
土工事 (どこうじ) 敷地整備,根切り2,切取り,排水,止水,床(とこ)付け,残土処理,埋戻し,盛土,地ならしなどの土に関する工事.
床框 (とこがまち)
主に畳床(たたみどこ)の下部前端に水平に設けるかまち.通常,役物として落し掛けと一組にして用いられる.
床の間 (とこのま)
[1]座敷飾の一つ.書院造の主室や玄関などに設け,書画,花,武具,楽器などを飾る.[2]中世住宅において,部屋の隅で一段高くし3畳程度畳を敷いた部分.
床柱 (とこばしら) 床(とこ)の前面脇に立つ柱.多くは違棚との間など部屋の中央近くに位置し,書院造ではひのきのまさ目の角柱,数寄屋造では丸太あるいは銘木を用いた化粧柱を用いる.
床脇 (とこわき) 床の間の脇に違棚や袋戸棚などで構成したしつらえ.
土質調査 (どしつちょうさ)
構造物の設計,施工に必要な土層構成,土の力学的性質や物理化学的性質,地下水の状態などの地盤情報を得るための調査,試験.
戸决り (とじゃくり)
建具が取り付く柱や枠材に,その建具に合わせて彫った溝,あるいは溝をつくること.
土石流 (どせきりゅう)
水と土砂が一体となって流出する現象.流下距離が長く,かつ移動速度が大きい.対策として,砂防ダムや流路口の建設が行なわれる.
塗装 (とそう) 何らかの方法によって被塗面に塗料などを塗り,単層もしくは複数層の塗膜を形成する工法.
土台 (どだい) 木造建築物などの柱の脚部を固定する水平材.柱はこの上に載る.
土丹 (どたん)
非常に硬い粘性土の俗称.主として第三紀層の粘性土をいう.
把手 (とって)
扉,引戸,家具などの開閉や器物をもつために取り付ける引手,握り玉,レバーハンドルなどの総称.
トップコート (トップコ-ト)
化粧層最上面の塗装材をいう.複層仕上塗材では上塗材にあたる.仕上面の着色,つや出し,耐候性の向上,吸水防止などの目的で使用する.
トップライト (トップライト)
[1]=天窓.[2]=天窓採光.
土留め (どどめ)
根切り時または斜面において,地盤の崩壊を防ぐこと,またはそのために設けられる構造物.簡易なものも含めて,山留めよりも広義に用いる.
弋,鳶 (とび)
現在は建方作業,足場組立,杭工事など,高所作業や重量物を扱う作業に従事する職人をいう.元来の意味は鳶口をもって普請に従事する職人で,江戸時代には町火消も兼ねた.(=とび職)
戸袋 (とぶくろ)
雨戸などを開けたときに収納しておくところ.
戸襖 (とぶすま)
片面が板戸(板を張った戸),他面がふすまの形の戸.
どぶ漬け (どぶづけ)
[1]材料を溶融金属あるいは塗料に浸漬すること.表面に皮膜を作るなどの目的で行なう.(=じゃぶ漬け)[2]金属のろう付けの一種.溶融したろう付用合金へ接合部を漬して接合すること.
土間 (どま) 屋内の床を張らず,土のままあるいはたたきなどとしたところ.現代では石敷,コンクリート打ち,タイル張りなどの場所を呼ぶこともある.
ドーマー (ド-マ-) 屋根裏部屋の採光のために屋根から突出した窓
塗膜防水 (とまくぼうすい)
下地にはけ,こて,スプレーで液状の材料を塗布し,所定の厚さの防水層を形成させる工法.
ドライエリア (ドライエリア) 地下室をもつ建築物の外壁に沿った空堀(からぼり).採光,換気,防湿や出入口のために設ける.
取合い (とりあい) 異種の部材の接する個所,または接している状態.
鳥の子紙 (とりのこし)
最上のふすま紙とされる厚手の和紙.がんぴとこうぞを原料とする.
トレース (トレ-ス) トレーシングペーパーなどの透過性用紙を被せて上書きし,原図を写し取ること.(=写図)

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