ビイック「表面波探査法」のサービスを開始しました!
 このたび木耐協では、ビイック株式会社の「表面波探査法」の取り扱いを開始することとなりましたので、お知らせいたします。
 
パンフレットが新しくなりました。こちらからご覧ください。(更新日2015/10/07)





 ご承知のように住宅を建てる時には、地盤の支える力(地耐力)を調べなければなりません。地盤の支える力が、住宅の重みを支えられないと不同沈下などの事故が生じることがあるからです。
 表面波探査法では起震機によって人工的に起こした振動波の地中伝達速度を計測し、その検出した数値を解析しグラフ化することによって、精度の高い地盤調査を実現しました。
(1)起振器
人工的に振動を起こします。
(2)検出器
表面波の地中伝達速度を計測します。
(3)計測・解析器
検出した数値を解析しグラフ化します。
表面波探査機「GO-21システム」

表面波探査法のイメージ

SS試験のイメージ
地面をゆらして、その“ゆれ”の伝わる速さにより、地盤の硬軟を判断します。
データの変化から、地層の境界を読み取り、各層に支持力がどのくらいあるのかを判断します。
先端がスクリューになったロッドを回転させながら、25cmごとに地面に貫入させていきます。この回転数により、地盤の硬軟を判断する方法です。25cmごとに地盤の支持力がどのくらいあるのかがわかります。

1.敷地内では5箇所の測定を行います。
建物の予定位置の4隅および真ん中に測点を設け調査します。全面的な地盤状況を判断し、また、地盤内部の地層傾斜などを予測します。このことで、より安全で安価な基礎設計につながっていきます。
2.人の勘に頼らない正確な数値。
表面波探査法は結果がすべて数値で得られます。調査員の経験や判断に加えて、個人差のない客観的なデータが得られます。
3.「点」ではなく「面」で測定します。
測定するのは、検出器と検出器の間の範囲(通常50cmの円形の範囲)となります。礫や異物による部分的な情報ではなく、平均的な地盤情報を得ることが出来ます。

住宅をささえることができれば、改良工事は必要ありません。確かに地盤調査の費用はSS試験よりも表面波探査のほうが高いです。しかし、表面波探査はより詳しく段階的に地盤を判別することが出来るので、不必要な地盤改良工事がなくなります。このことでトータルコスト(地盤調査+工事費)を大幅に縮減することにつながります。

比較項目
表面波
探査
SS式試験
備考
土質などの条件による汎用性
砂礫層などの場合、SS式試験の後、改めて表面波探査を行うことがある。
調査の簡便さ
どちらも機械式となっており現場での作業性はよい。
調査コスト
高い
安い
地盤工事会社がSS試験を行っている場合は、低価格であることがある。
トータルコスト
表面波探査はより詳しく段階的に地盤を判別し、不必要な地盤改良工事をなくすことによってトータルコスト(地盤調査+工事費)を大幅に縮減することに成功しています。
保証体制
SS試験はほとんどのの保証機関に適用している。表面波探査は財団法人住宅保証機構、地盤保証協会等。

【お問い合わせ先】
日本木造住宅耐震補強事業者協同組合 事務局 TEL048-224-8316

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